LOVEFATE~理由~
「飯は日本食が恋しくなったけど。
向こうで回りたい所が有りすぎて、
日本に帰りたいとか考え無かった。
こっち帰って来ても、
仕事ばっかだからな」
「私はずーーと日本に戻らず、
亮ちゃんと旅行していたかったけど」
きっと、そうやって亮ちゃんとずっと居られる事が、
蘭子ちゃんは本当に嬉しかったんだろうな
「俺も、一回くらい海外行ってみたいなー」
俊ちゃんには無理だって
だって、俊ちゃん……
そう私が言う前に、
蘭子ちゃんが口を開いた
「俊太、高所恐怖症なのに?
飛行機怖いのに、海外なんて無理じゃないのよ」
「べつに、絶対飛行機が無理ってわけじゃないし」
「へぇ~、高校の修学旅行で沖縄行った時、
俊太飛行機乗ってる間ずっと俯いて固まってて」
「蘭子、余計な事言うなって!!」
俊ちゃんはそう言った後、
何処か恥ずかしそうに私の方を見ていた
「あれ?英梨にそんな恥ずかしい失態を、
知られたくないのかしら?」
蘭子ちゃんは本当に俊ちゃんをいじめる事が楽しいのか、
生き生きとした表情をしている