LOVEFATE~理由~
「絶対にこの子が倉木さんの子供だって言わないから。
だから、産ませて下さい」
「そんな事許せるわけないだろ」
「お願いします!
私、一人でちゃんと育てるから。
後から倉木さんに迷惑掛けるような事はしない」
「英梨ちゃん一人じゃあ無理だろ!
俺も育てるから」
その言葉に驚き、
え、と言葉が出て来なくなる
溢れていた涙さえも、止まる程に
もしかしたら、聞き間違えたのだろうか?
疑うように、倉木さんを見てしまう
「俺、大学は出たいから、親に頼る事になるだろうけど。
けど、子供が産まれる前には結婚して、ちゃんとしようと思う」
「――倉木さん。
本気で言ってます?」
だって、私達は付き合ってもないのに