LOVEFATE~理由~
「――そんな子供さえ、
居なければいいんだよ」
その言葉がゾッとするくらい怖くて身構えようとした瞬間
腹部に、鈍い痛みを感じた
「痛いっ」
痛くてお腹を手で押さえ、
体を丸めてしまう
「英梨、ごめん…。
だけど、俺…」
嗚咽を漏らし、俊ちゃんは再び私のお腹を蹴った
痛くて、耐えていた涙も溢れ出して来る
ごめん――…
俊ちゃんは何度も謝りながら、
私のお腹を何度も蹴っていた
庇おうとする私の腕にも、
俊ちゃんの足が当たる
英梨、ごめん…
ごめん…ごめん…
蹴る度に、そう何度も
「お願い、辞めて…」
私は泣き叫び、何度も辞めてと伝えた
辞めて、ともうちゃんと言葉にすらならなくて