LOVEFATE~理由~



退院したその日の夜



私の家に、俊ちゃん達家族が謝罪にやって来た




病院から帰って来てからずっと部屋に篭っていた私も、

リビングへとお母さんに連れられた




リビングに入ると、

既に俊ちゃん達家族は沈痛な面持ちでソファーに座っていた


お父さんや蘭子ちゃんも、そう





俊ちゃんだけじゃなくて、
みんな私に視線を向ける




俊ちゃん、俊ちゃんの両親



お父さん、亮ちゃんに、蘭子ちゃん




私の肩を、促すようにお母さんが触れる




私はソファーの、お父さんの左横に腰を下ろした



その私の横に、お母さんが座る




向かいを見れば
俊ちゃんが居るが、
俊ちゃんは私から左斜向かい



私の前が、俊ちゃんのお母さん、その右横が俊ちゃんのお父さん




向かい合う私達の横に、
亮ちゃんと蘭子ちゃんが座っている





私の家には、4人家族には必要のない数のソファーがある


向かいの家にも、そう




昔から、お互いの家へ家族で行き来して、
何度も仲良くテーブルを囲んだ




こんなにも、重く暗い雰囲気は初めてだと思う



いつも二家族楽しく、
笑いも絶えなくて――…





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