LOVEFATE~理由~

「まりえちゃん!
今日、スゴくスゴくスゴく良かったよ~。

俺、シャッター切る度スゴくスゴくスゴく興奮した」


カメラマンの亀崎さんは、

撮影後、すぐに私に近づきそう誉めてくれた



亀崎さんこと亀ちゃんとは、
私は何度も仕事をしている



いつもは頑固オヤジのように、
けっこう厳しい事を言われるのに




そんな亀ちゃんに年齢を聞いた事はないが、
私の父親と同じくらいかな?





「ありがとうございます!

今日、亀ちゃんも私の気分を乗せてくれるのが上手かったからですよ~」



「まりえちゃん、何か良いことでもあったんじゃないの?

明るいから」



「特に、ないんですけどね~」


アハハ、と笑い、亀ちゃんと雑談を続けた



その後の話はありがちな、
男でも出来たんじゃないか?とか言われて、


否定した



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