LOVEFATE~理由~

「あの時、本当の事を言ったら、
うちのお父さんに、蘭子ちゃんが亮ちゃんと別れさせられると思ったんじゃない?

亮ちゃんにうちのお父さんの怒りが向いて」



俊ちゃんは、
私から目線を逸らす


その仕草で、図星なのだと分かった





「結局、あの時、うちのお父さんは蘭子ちゃんが亮ちゃんと付き合う事を反対したけど…」



今、蘭子ちゃんと亮ちゃんが結婚して幸せになっているから、

まだこうやって口に出して話せるけど



もし、あのまま蘭子ちゃん達が別れたままだったら……





「亮ちゃん、蘭子ちゃんとの交際を再びうちのお父さんに頑張って認めて貰って。

それで、うちのお父さんに亮ちゃん全部話したって」



「みたいだな。

俺も、兄貴が英梨達のおじさんに本当の事話した事は最近聞いた。
ほら、この前、兄貴達に呼ばれた夕食会の時。

英梨を送りに行って兄貴が帰って来た後、
俺達三人で色々と話した」




その三人は、俊ちゃん、亮ちゃん、それに蘭子ちゃん



「じゃあ、蘭子ちゃんも、知ってるんだ。

私のお腹を亮ちゃんがって…」



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