LOVEFATE~理由~




「ちょっと蘭子ちゃん!!」


その日、

私は姉が家に帰って来るとすぐに、
姉の部屋へと行った



テニス部の姉は、

帰って来ると疲れからかベッドの上に倒れ込むように寝転んでいた




「ん?
英梨、なによ?」


寝かかっていたのか、

今にも閉じてしまいそうな目でこちらを見ている




「あの蘭子ちゃんの友達と俊ちゃん付き合ってんの!

蘭子ちゃん、知ってたのにどうして私に教えてくんないのよ!!」



今日の私は何故こんなにも苛々としているのか?


ヒステリックな声が、
出てしまう



嫉妬に狂うこんな自分の姿が醜いと分かっていても、

冷静になんてなれない!





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