LOVEFATE~理由~

「亮ちゃん!
蘭子ちゃんの気持ち知ってて酷いよ!」



今まさに、

亮ちゃんが自宅に彼女と思わしき女性を連れ帰ろうとしていた瞬間



私は亮ちゃんの腕を掴んでいた




「え、英梨?」



亮ちゃんの横に居るその女性も、

驚いたように亮ちゃん越しに私を見ていた




「蘭子ちゃんは、
ずっと亮ちゃんが好きなのに!

亮ちゃんだってそれを知ってて」




私がこうやって亮ちゃんのそんな姿を見ているのと同じように、

私と同じように亮ちゃんの向かいに住んでいる蘭子ちゃんだって、
それを見て知っているから





蘭子ちゃんは、

昔からずっと隠す事なくいつも亮ちゃんに好きだと言っていた



俊ちゃんに対する気持ちを隠す、私と違って




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