LOVEFATE~理由~
「蘭子のそれは、ただの憧れみたいなものだろ?
どうせ、そのうち俊太となるようになるさ」
「なるように、なるって…」
私は動揺と胸の痛みを感じながらも、
そう訊き返していた
「あの二人、けっこう気が合ってるし。
4つも年上の俺なんかよりも、
同い年の俊太の方がいいだろ?
それに、俊太は否定するけど、俊太は蘭子の事好きなんじゃないか、って俺思ってる」
そう言われて、
その後の事は殆ど覚えていない
多分、私はそれ以上何も話していない
泣きそうになりながら私は家に帰り、
そのまま自分の部屋へと直行した
ベッドに入ると布団を被り、
思う存分に泣いた
やっぱり、俊ちゃんは蘭子ちゃんが好きなんだ
私だけじゃなくて、
みんなそう思っているんだ