色の雫 - The seven colors -
こんな文字、読めるわけがない。
そう思ったアッシュだったが、

「Утоните пламя гнева(沈め、怒りの炎よ)」

口が先に動いていた。アッシュが驚愕するその目の前、フレイモンドがもがき苦しんでいる。

グォォオォ!!

「やった!!読み通りだ!!」

と叫びつつ、ヴォルトはアッシュがさっきやったように岩などの段差を利用し、一気に最も高い地点まで登り切った。そしてそのまま、
 
「これで……終わりだッッ!!」

クレイモアをしっかりと握りしめ、ヴォルトは重力のまかせるまま、フレイモンドの頭上めがけて飛び降りた。クレイモアはフレイモンドの額に突き刺さる。

キィャァ―ッ!!

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