ワケあり!?社内恋愛
ついに亜由美がプロポーズをされて
結婚へのカウントダウンが始まった。
ああ…
本当にこれで、俺も諦めなくちゃいけないときがきたのか……。
いつかこの時が来るとは分かっていたけど
正直、すげぇショックで、
それを聞いた時、その場で泣きたい気分だった。
だけどまさかあんな真昼間に、
俺の気持ちも知らない亜由美の前でさらけ出すわけにもいかないから
必死に感情を抑えて……
そんな俺に、
【今日、飲みに行きましょう】
なんて、汐莉は誘ってきやがった。
その真意なんか分かってた。
フラれた俺を慰めるため。
汐莉は積極的に見えて、こういうところは奥手だから
多分飲みに行って、話を聞いて、また切なげな顔を隠しながら笑顔で俺を慰めるんだろう……。
そんなふうに思ってた。