ワケあり!?社内恋愛
飲みに行って、散々弱音を汐莉に愚痴った。
予想した通り、汐莉はずっと俺の話を聞いてくれてて
泣きそうな顔を堪えているのが分かった。
だけど今は、それに気づいてやる余裕なんかなくて
自分のことでいっぱいいっぱい。
だから……
「泊めてください。
那月さんの家に」
あの時の行動は
本当に予想外だった。
気づいたら、電車の中で……
俺の駅だと起こされていた。
終電だと言うのに、汐莉は自分の駅で降りずに俺に付き添ってて
それを理由に俺の家まで押しかけてきて……。
タクシーで送り返そうと思ったけど
結局強引に着いてこられた。