ワケあり!?社内恋愛
 
この場で登場して
「那月さん!」なんて明るく声をかければいいのかもしれない。

そうすれば、偶然を装って、村上さんの誘いをスルーすることができる。


だけどあたしの体は鉛のように重くなって
俯いたまま、その場から動けないでいた。


「どうですか?真中さん!」






「ごめん。

 悪いけど、彼女いるから」







その言葉に、ハッとして顔を上げた。
 

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