言葉がなくても
僕は気づいた。彼女の頬に涙の跡を…







彼女は急にがばぁと起き上がり、

「はっ!?何時?!
うわ~やっちまったよ~。」
とあたふたしながら叫んでいる。

彼女の綺麗な声に似合わない男言葉にびっくりした。


彼女が僕をみたが僕は思わず顔を背けた。

そんな僕にお構いなしに近づく彼女。



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