Crescent


「えーっと、温かい紅茶がほしいです」


「じゃあ、淹れて来るから食べて待っててくれる?」


「はい」


トーストされたパンの他にサラダとココットが付いていた。
チョリソーパンはカリッとしていて辛味もあって美味しかった。



暫くして澤野さんは紅茶の入ったカップをのせたトレーを持って戻って来た。



「澤野さん!これっ、とっても美味しいです」


「口に合ったみたいで良かった」


「私、紅茶大好きなんです。
お姉ちゃんがいるんですけど、お姉ちゃんも紅茶好きで――――……」

澤野さんは私の話しを頷きながら聞いてくれた。

普段は、こんなにお喋りじゃないんだけど…澤野さん相手だと、とても話しやすくて。


楽しそうに聞いてくれたから調子にのって、つい話し込んでしまった。



話しが途切れると紅茶のお代わりを持って来ると言って澤野さんは奥に行ってしまった。



< 32 / 281 >

この作品をシェア

pagetop