籠の鳥




手を引いて
女は拓真を月明かりだけの薄暗い寝室につれていった






ベッドが軋む


女は拓真の上に馬乗りになり顔や体にキスしながら自分服を脱いでいく





俺はそれをただ見ている



何故だろう?


気がのらない
まぁいつもそれほどヤりたいと思ってしないが

来るもの拒まず

それがいつもの俺




ベルトの金具がカチャカチャとなる音が聞こえてきた










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