籠の鳥






ハァー




そういう事か



約束に覚えはないが
まぁよくあることだ



メイドを体から離す



頬を染め
熱い眼差しを向け片手は俺の腕に添え

片方はネクタイをほどきにかかっている






ヤる気まんまんってか





俺はその様子に冷ややかな視線を送る





女はネクタイに続きワイシャツのボタンをはずし


手を伸ばし




首筋

体…

とゆっくりなぞっていく



頬はどんどん高揚していき

目をトロンさせて見惚れていた







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