籠の鳥




ベルトをはずそうとする手を止める



「えっ?…拓真様?」


「ごめんね、帰ってくれる?
続きはまたこんどね。」



顔に微笑みを貼り付け
女の服をあらかた直してベッドからおろしドアまで連れていった

その間ずっと疑問をぶつけてくる




答えがわかるなら俺も知りたい










なんとか言いくるめて部屋から追い出すことに成功




寝室にもどり布団に潜り込むと疲労感が押し寄せ

深い眠りへといざなわれた








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