籠の鳥

闇色





カタカタ
 カタカタカタ――…




コンコンコン――…





「柴崎です。
明日の会議の資料を持って参りました。」



「入れ。」



「失礼します。」



カタカタカタカタ―…



「資料こちらに置いておきます。」


「ああ。」


「では失礼します。」





バタン―…






柴崎は俺の手が止まらないかぎり最小限のことだけ伝えて出ていく

そのお陰で仕事のリズムやスピードが崩れない
出来た秘書だ






ハァー


目頭を軽くつまみ
一息入れるため備え付けのコーヒーメーカーでコーヒーをいれ
デスクに戻る








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