初めての恋に溺れる人魚~my first love~

それから―…カラー。

カット、パーマ。

シャンプーにトリートメント。フェイスマッサージにパック……

ユリさんから説明されて、何となく何かされてるのはわかりながらも―…

夢の世界と現実を何度もウロウロしてしまう……

そんな感じで、どの位の時間が経ったのかな……?


「音……ちゃん……」


綺麗な女性の声が私の名前を呼んでる…


「海音ちゃん……」


もうちょっと寝ていたいけど……


「海音ちゃんっ!」


「は、はいっ!!!」


何度か名前を呼ばれて、ようやく夢の世界から目覚めた私。


< 163 / 421 >

この作品をシェア

pagetop