㈱恋人屋 ONCE!
「…で、どうするの?」
「…?」
「予約も入ってないみたいだし、この頃忙しかったでしょ?デートでもしてきたら?」
「あ…。」
実は今丁度やろうとしていた所で、なんて言えない。
「ふふ、紗姫ちゃんったら顔真っ赤よ~?」
からかうように先輩が言う。
「楽しんできてね、二人とも。」
「…はい!」
私達は会社から出た。
「どこ行く?」
「紗姫が決めろよ。」
「じゃあ…遊園地でも行かない?」
選んだ理由は単純。恋人師になってからまだ一回も行っていないので、最初は菜月くんと行きたいと思っていたからだ。
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