姫の笑顔

「ミリヤ様のお好みそうな物を仕立てて頂きました。」そうパティさんは言うと

私をワンピースの前に促し、

「お好きな色をお選び下さい」と言われてわたしは水色のワンピースを手に取った。

…赤とか派手な色は余り好きじゃ無いのよね。

水色のワンピースに着替えてからノックが聞こえ、入って来たのはさっきの付き人の人。

「アレス様がミリヤ様にお会いになりたいと仰られているのでアレス様の下へご案内致します」と言われて着いていくと、お母さまが言っていた外見に一致する180オーバーのカッコいい人と、もう一人、わたしと同年代位の金髪とスカイブルーの瞳を持った170㎝位の目がクリッとして、鼻筋が通り、薄い唇のイケメン。…誰?

「ミリヤ!」と身長の高い方の人に呼ばれ、いきなりぎゅ~っと抱き締められた。…えっ!?

「す、すみませんが少し苦しいのですが…」とわたしが言うとパッと離してくれた。

「ごめんな?ついようやく会えたから嬉しいくてな?」と言われ、

「改めて、俺がミリヤの兄のアレスだ。」そう言うとがしがしと頭を撫でられた。…手荒いけど、なんか懐かしい…

「で、こいつがミリヤの護衛のユウキ・ライトベルト。こいつは近衛騎士の腕利きだから。」そう言われた
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