後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②


「お嬢様、おかえりなさいませ」


ふっと顔を上げると・・・ハニャ~凛くんが目の前で流し目をしてる。



「早速、ご命令をお願いします」


隣でニカっと笑う島くんは、凛くんの肩を叩くと、美紅の頭を撫でた。



「凛くん・・・」


「メイ様・・・どうなさいますか?」


どうなさいますかって?



「メニューはこちらでございます」


手の上にメニューが置かれると見つめる。



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