あたしに明日は来るのでしょうか。



「少しは頼れつーの」


そう言って、ニカッと笑う榊に、大きく胸が弾んだ。



......何、今の...


とっさに胸に手を当てれば、ドクドクと加速していく心臓。



「まぁ、お前が頼るのは俺じゃねぇか」



そう言う榊の声を耳に、この胸の高鳴りを抑えるため、何度か深呼吸を繰り返す。



暫くして落ち着いてくると、胸から手を離して口を開く。



「......どうだろ。もしかしたら、榊に言うかもしれないね」



そう言って笑顔を浮かべると、マットから立ち上がる。



< 183 / 339 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop