あいつと最後の恋愛・・・できますか
「どうぞ仲良くして。私に気にせずお好きなように。でもね、それを決まるのはあいつだから
あなたが言ってあいつがそっちに行ったらそれでいいでしょ。どうぞご勝手に」

「余裕のある言い方ね」

「私はあいつのことをあなた以上に知ってると思うから」

「何その余裕な態度」

こっちはあんたの一言でイライラしてるわと言いたいところだが、

それを言うと負けてしまいそうな気がして・・・

「付き合いの長さって言えばわかるかしら」

「・・・覚えておきなさい。あなたに聡は渡さないから」

私に言って足早に行ってしまった。

私の言った一言が彼女の心に火をつけてしまったのかも・・・

(はぁーめんどくさいのに引っ掛かった・・・)

覚悟を決めて会社まで歩いた。

そのやり取りは思っていたほど人に見られていた。

その様子も聡の耳にすぐに入ってしまった。

自分の席に着きパソコンに電源を入れ仕事を始めた。

「姉さん、さっき二人で話してましたね・・何かあったんですか」

話の内容までは聞かれていなかった・・よかった。

「なにかしら?何か聞きたいことあるの?」少し冷たく言うと、

「・・・姉さん・・ちょっと・・・怖い・・・」

私の目が怖いらしい・・・きっと顔が笑っていても目が笑っていないんだと思う。

あ~朝から気分が悪い・・・それも聡のことで・・・

セフレ?告白するって!何それ?

イライラが増して来ている所に、聡が部屋に入ってきた。

「おはよう」

「水島さん!姉さんめっちゃ機嫌悪いんですけどー」

「何で?」こっちに寄って来た。

「玲?どうした?」

「は?何?」

「何だ?何かあったのか」

「なんでもない。朝から宣戦布告されただけ」

「だれが?」

「聞きたい?そのうち情報が来ると思うけど」

「俺に当たるなよ」

「誰のせいよ」

「・・・・俺か・・」

沙織が聡を手招きして呼んでいた。

部屋の隅で二人が話しているのが見えたが、あえて何も言わなかった。

数分後・・・聡からのメールが届いた。

話がある。後で休憩室にきてくれ
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