あいつと最後の恋愛・・・できますか
昨日の電話といい、今朝の電話といいこんなことで今までの私なら

どうぞ勝手にと言っている所だが、理香という名前を聞いてしまったせいか

気になって仕方なかった・・・

「玲・・・おーい玲・・」

「え・・あっ何?」

「手止まってる。どうしたの?疲れた?」沙織が声を掛けてくれているのも

気づいていなかった。

「ごめん・・」

「これ・・ミスってるよ」手渡された書類にメモが張ってあった

健二から聞いた。聡に女の影だって?昔の彼女でしょ。玲大丈夫?

何かあったら聞くからと書いてあった。

沙織も知っているんだ・・・一人考えたって仕方ないのに・・仕事までミスする

なんて、私もダメだ・・

ちょっと休憩室へ行って気持ちを切り替えに出てみた。

そこで聡が電話している声が聞こえてしまった。

「理香・・・ああ・・だから・・・わかった・・行くから」

約束したんだ・・・聞きたく無かったな・・・

聡が電話を切った後、私がいたことに驚いていた。

「玲」

「ごめん・・今聞こえた」

「え?」

「会うんでしょ」

「ああ。ちゃんと話をつける為だ」

「一体何なのよ!」少し声が大きくなってしまった。

「玲!落ち着けって!話たいことがあるって言うから」

「どうでもいいわ!勝手にして!」

それ以上言うこともなく仕事場に戻った。
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