あいつと最後の恋愛・・・できますか
「ねぇこの部屋って私の借りてる部屋より大きいね」

「そうだな・・クローゼットと、トイレにシャワーに、ないのはキッチンだけだな」

「キッチンあったら住めるね」

「廊下を出たところにあるけどな」

「は?2階専用?」

「キッチンとダイニングがあるぞ」

「は・・それって世間でいう2世帯住宅じゃない」

「そうだな・・玲ここで住むか?」

「ごめん・・今は無理・・ついて行けない」

「だろうな・・」

部屋の電話が鳴った。

「はい・・ええ・・わかりました。行きます」会話が終わった。

「玲、お前にプレゼントだって、薫子さんが呼んでる」

「何んだろう・・」

「ディナーの時の服かもな」

「え!着替えるの?」

「今日は特別だからな。普通はしないけど」

聡に連れられて薫子さんの部屋へ行った。

開けてみると、お店?と言わんばかりに服がそろっていた。

「玲さん、好きな服あげるから、着てみて」

「え・・・」

「玲、全部持って帰っていいぞ」

「そうよ。別に会社に行けばもっとあるから」

「いただけません・・こんなにも・・1着でも私には勿体ないです」

「聡・・あなたほんといい子見つけたわ。気にいったわ。私が選ぶから
それあげるわ」

恐ろしい言葉が耳に聞こえた。

1着でも数万円・・どうかしたら桁が変わる・・・

ただそこに立っているしかなかった・・・


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