あいつと最後の恋愛・・・できますか
仕事の打ち合わせの話を聞いていると、このプロジェクトで

海外への出張が決まっていた。

「玲、海外に行ってくれないか?」

「え?敏則あんたじゃダメなの?」

「ああ・・・」

「聡は?」

「聡は違う仕事だから、お前とは別だ」

「じゃ・・他にいないの?」

「明日の会議しだいだな・・・」

とうとうきてしまった。移動しての初出張・・・それも海外。

下手すりゃ転勤ってこともある・・・

「敏則、あんたこんな未熟な女が行ってどうするの?」

「叔父さんの娘だからだよ」

「父さん・・・何とかしてよ」

「俺も玲がいたらやりやすいんだが・・」

「・・・わかった・・・聡に言ってもいい?」

「そうだな。言って話してこいよ」

「わかった」

携帯に連絡を入れ話を伝えた。

聡は、わかったとしか言わなかった。

明日会議の後に連絡するといってその場は切った。

しかたないどうすることもできないのだから・・・

突然の出来事にスマホを握ったまま廊下で考えていた。

「玲さん・・・大丈夫ですか?」

愛花さんの声にはっとした。


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