あいつと最後の恋愛・・・できますか
二人でリビングへ移り少し話をした。

「ごめんなさい。力になれなくて・・・」

「いいの。仕事だから」

「玲さん、今の仕事続けるんですか?」

「・・・今は何とも・・」

「今回のプロジェクトを完成させたら、私仕事辞めるんです」

「え!」

「敏則について行こうと思って・・・」

「そっか・・・」

「敏則も海外に戻る見たいなんです」

「え?どういうこと?」

「海外支社に赴任するって・・・」

意味が分からなかった。どうして敏則が・・・

「確か・・・誰かの代わりと言ってました」

「え?・・・あ!もしかして!」

「どうかしました?」

「・・・美紀子さんだ・・・きっと・・・」

「美紀子さん?」

「私の先輩なんです。ちょっと今色々あって・・・」

「敏則の上司ですか?」

「そうですよ。美紀子さんの婚約者も上司なんです」

「そうなんですか・・・」

「でも愛花さん、こっちでせっかく仕事始めたのに・・・」

「敏則のおかげでこの仕事もできましたし、元々このプロジェクトを海外でしていても
完成したら辞めるつもりだったんで・・・」

「そうなんだ・・・」

「海外だったら一人でしたけど、日本に来て変わりましたから」

「良いように変わったもんね」

「はい。今が幸せなんです」

その言葉を言った愛花さんが幸せそうに見えた。
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