あいつと最後の恋愛・・・できますか
「玲・・こっち向いてくれないか?」

「ん?何?」

じっと見つめられているが私は何も言えなかった。

すっと抱きかかえ私を聡の膝の上に座らせた。

ギュッと力を入れて抱きしめて私の胸に顔を埋めた。

「聡・・どうしたの・・」

「暫くじっとさせて」そう言ったまま動かなかった。

私も身動きが取れない状態だったので暫く聡をやさしく抱きしめていた。

そっと顔を上げてふっと笑うと体制を変えてお姫様抱っこをして寝室へ向かった

「今夜もいっぱい鳴かすから・・・」耳元で囁き

静かにベットに寝かせてくれた。

「鳴かす前に・・・渡す物があるから・・・目を瞑って」

目を閉じて待っていると両手の中にちいさな物を握らせた。

「目を開けて・・・」

目を開けると両手の中に小さな箱が入っていた。

「これ・・って・・」

「開けていいよ」

起きあがってその箱をあけると、ダイヤのリングが入っていた

「聡・・・これ・・」

「遅くなってごめんな・・・改めて言うよ。玲、俺と結婚してくれ」

「・・はい・・聡・・ありがとう・・」

そのリングを取り出し左手にはめてくれた。

「式はいつになるかわからいけど、今度帰国したら籍をいれような」

「わかった・・・待ってるから・・」

「玲・・・愛してる・・・」

「私も・・・」

そのまま自然と抱き合いその後たくさんの愛情を注いでもらった。


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