あいつと最後の恋愛・・・できますか
「大丈夫だろ」

「潤子のこと甘く見ないでね」

「わかった・・・」

「それとテーブルの引き出しに家の住所と電話番号を書いた紙を入れてあるから
何かあれば連絡してくれ。玲のことは向こうのコンシェルジュにも言ってあるから」

「コンシェルジュ?」

「高級なアパートだから・・日本でいうホテルの1室が自宅みたいなところ」

「流石・・薫子さん・・・というか水島家ね」

「まぁあちこちにあるからそのうち行こうな」

「いや・・いいわ・・私には合わないと思う・・」

「そのうち慣れるから」

話ているうちに空港に到着した。

案内板を見て乗る飛行機の時間が目に入った。

「後2時間ないな・・・」

ターミナルの中のベンチに座りコーヒーを飲みながら敏則を待った

「遅いね・・敏則」

「もう着てると思う。きっと俺達に気をつかっているんだろ」

「そうかな・・」

「なぁ玲・・」

「ん?」

「加奈の結婚式も俺だけ行けないけど、よろしく言っといてくれ」

「そうだね・・来週だもんね」

「それと、もう玲の家だから気にせず使ってくれよ。遠慮することないから」

「はいはい」

「後・・・あ、パソコンでスカイプできるようにしたから」

「そりゃどうも・・・」

「後・・」

「聡、もういいから・・大丈夫だから」
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