あいつと最後の恋愛・・・できますか
「気にするな。ほっとけ。今夜は聡の所に行けよ」

「大丈夫かな・・・」

二人で部屋に戻ると、聡が待っていた。

「お疲れ」

「お疲れさまでした」

「それじゃ、帰るぞ」

「・・・私ホテルでいいから・・・」

「は?俺の家に行くぞ」

キャリーバックを持ってさっさと歩いていった。

私も慌てて後を追った。

「水島さん」その声に振り合えると潤子だった。

「何?」

「明日の予定のことですが・・・」

「あのパーティーは敏則と行ってくれ。」

「でも・・先方が・・・」

「俺は、玲がいるから行かない」

「でも・・・」

「行っていいよ。聡、仕事でしょ」

「行かない。じゃお疲れ。後はよろしく」

さっさと歩いて行ってしまった。

潤子に一礼して後を追った。

その時の潤子の目は笑ってはいなかった。


< 326 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop