あいつと最後の恋愛・・・できますか
「玲、どうだった?」

「明日には何か返事があると思います」

「そうか・・ありがとうな。本当に助かった」

「で、木尾さんは?」

「そのことで・・・敏則、ちょっといいかな」

別室で話をさせてもらった。

「敏則、設計変更になると思う。でも今の所を調整する感じだと思う。
それは竜ちゃんも相当悩んでいるから。とりあえず誰も寄せ付けないで。
それと、もう喧嘩にならないようにフォローしてほしい」

「・・・わかった」

「竜ちゃんの作品だから・・・いいの建ててほしいの」

「わかった。で、玲はどうやって話したんだ?」

「一緒に図面見て考えた」

「お前できるのか?」

「誰の娘と思っているのよ。これでも昔は目指したことあったの・・・実は」

「そっか・・・」

「で、もう一つ。データーの件だけど、ごめんね」

「いいよ。多分玲に嫌がらせしたんだろあいつが。聡も不思議がってたしな・・・」

「潤子って凄いいい子なのに・・・私のせいで・・」

「気にするな。聡がしっかりしていたら、どーってことねぇだろ」

「だよね・・・仕事として今は聡と距離置くわ。」

「そこまでしなくてもいいんじゃないか?玲、気を使い過ぎだろ?」

「でもね・・・あ!そうだ!日本から送ってきた資料は!あれ大丈夫?」

「あれは大丈夫だ。さっきプリントアウトしたから」

「よかった・・・それじゃ私、明日から何したらいい?」

「そうだな・・・木尾さんのアシスタント頼む」

「了解。じゃ帰国まではそうする」

「お前今夜は?」

「え?ホテルにするよ」

「聡は?」

「何も言ってない」

「お前な・・・行けよ聡の所」

「でも潤子のことが・・・」
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