あいつと最後の恋愛・・・できますか
食事も終えて、ソファーでぼーとしていると聡がバスルームから出てきた。

「玲・・・風呂・・入ろう」

「あ・・うん・・・」

バスルームへ行くと浴槽がバブルバスで泡だらけだった。

「これ・・・」

「あ・・ホテルからのプレゼントだって・・・」

「へぇー」

バスルームの窓から見える夜景を見ながら暫く入っていると、

後ろからやさしく抱きしめられ肩に顔をのせてきた。

「どうしたの?」

「・・・何でも無い・・」

「そう・・・」

「何か・・聡らしくないね・・」

「そうか?」

「なぁ・・玲・・」

「ん?」

「これから大変かもしれないけど・・・」

「大丈夫・・・何とかなるから・・」

「仕事も別々になるな・・・」

「そのことなんだけど・・・」

「ん?」

「私・・・辞めていいかな?」

「え?・・」

「辞めて・・・お父様のお世話をできたらいいなと思って・・・」

「玲・・今の仕事・・やりがいあるって頑張っていたのに・・」

「あのね・・・仕事より・・・私は聡の方が大切なの・・・」

「玲・・・」

後ろからギュッと力を込めて抱きしめてきた・・

「聡・・これからだよ・・」

「ああ・・・」

聡の胸にもたれながらのんびりバブルバスを楽しんだ。
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