あいつと最後の恋愛・・・できますか
夕食が部屋に届き食べていると、私の携帯が鳴った。

美紀子さんからだった。

「はい・・」

「その声だと・・大丈夫そうね・・」

「おかげさまで・・心配かけてすいません・・」

「今・・聡は?」

「隣に・・」

「まぁ聞こえてもいいか・・今日、玲が病院へ行っている間に聡が会社に来たのよ・・
その時、うちの旦那がさ・・聡に殴りそうになって・・・私が止めたんだけど
もう少しで・・あぶなかったのよ。聡は今大丈夫そう?」

「え?・・あ・・はい・・」

「さっきの電話で怒ったって言ってたでしょ。昨日の玲を見て許せなかったみたいね・・」

「すいません・・心配ばかりかけて・・・」

「で・・話し合い・・進んでる?」

「ええ・・・」

「もしかしてまずい時に電話した?」

「いいえ・・・」

「よかった・・それじゃ・・おじゃましたら悪いから・・・じゃあね」

電話が切れた。

「誰?」

「美紀子さん・・」

「何て?」

「あ・・元気になったか?って・・」

「そうか・・・」

課長のことは言わないでいよう・・・聡も言いたくないと思うから・・

そのことには触れずに他愛のない話をした。
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