あいつと最後の恋愛・・・できますか
聡のいない会社にもだいぶ慣れてきた。

12月で辞めることになったので、敏則の仕事から外され、補佐となった。

泉田君がアメリカに行ったので、私の役目も無くなってしまった。

結婚式まで残り2日となった・・・。

パソコンとにらめっこしていると、美紀子さんがファイルをもってきた。

「玲、あんたもう定時で帰りなさよ」

「え?でも・・引き継ぎが・・」

「あさってには花嫁になるんでしょ。疲れた花嫁は見たくないわよ」

「じゃ・・明日もあるんで・・・」

「っていうか・・・あんた何で休まないの?」

「だって・・・式が終わっても、仕事を続けるし・・・来週から聡が水島に行くので・・
新婚旅行も来年ですから・・・」

「そっか・・・式は土曜日だしね・・・」

「そうなんです・・・」

「実家には帰らないの?」

「明日・・帰って・・そこから行きます・・」

「慌ただしい結婚式ね・・」

「すいません・・急に決まったんで・・・」

「仕方ないわよね・・事情が事情だもんね・・・」

「はい・・・」

「まぁ・・つかれない程度に頑張って・・」

「すいません・・・美紀子さん」

後2時間・・・進める所まで頑張ろうと黙々と続けた。
< 420 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop