あいつと最後の恋愛・・・できますか
お店に着いた。外が少し寒かったので温まるにはちょうどよかった。

「ここでお昼にする?」

「ちょっと早いけど、次も行けるしな。暫くゆっくりしよう」

ランチセットを頼み、食べながら色々話をした。

「聡・・今更何だけど、私って聡のことあまりわかってないような気がする・・・」

「そうだな・・プライベートってあまり話してないよな・・玲もだろ?」

言ってなかったことを色々話した。聡は兄がいる。両親はあのマンションに近くに兄夫婦と

住んでいるらしい・・。ほとんど実家には帰っていないと言っていた。

甥や姪もいるので気をつかうと言っていた。

両親は早く結婚しろとうるさいとも言った・・。

私は弟がいることを話した。結婚して、先を越されたことを説明した。

できちゃった婚だったので、急いで挙式をしたことを説明した。

年末にはおばさんになってしまうと言うと、お互い独身なのにと笑った。

両親も元気に弟夫婦と暮らしていると説明した。実家は今の駅から終点まで行けばいいと言ったら

聡が驚いて言った。

「俺・・あそこの学校卒業してるぞ・・・」

「え?じゃ・・弟と一緒だよ」

一瞬焦った・・1歳違いの弟だったので、まさかとは思ったが聞いてみた。

「クラブ入っていた?」

「バスケ部だけど・・・」

まずい・・・。拓のこと知ってるかも。

「聡・・・弟のこと知っているかも・・・」

暫く考えていたら、はっと思いだしたような顔をした。

「今川・・・あ!あいつか!拓か!」

「そう・・拓弥。(たくみ)私の1歳下の弟。」
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