JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】

「と、いうことで、今からホテルでも行く?」

ニヤリと笑った壮志さんにドキドキしまくりな私。

「嘘だよ。まだ早い」

「今までのトラウマがあるから慎重なの?」

「それもあるけど、お前に関しては別にもうわかってくれてるだろうからそういうわけでもない。楽しみは取っておきたいだけ」

ちょっぴり残念に思っている私がいた。

早くひとつになりたいって思う。




いきなりのキス。


首をグイっと引き寄せられ、溶けちゃうくらいの甘いキス。


キスの嵐。


大好きだよ。

過去を知って、ますます愛しさが増した。

辛かったね。
悔しい思いもいっぱいしてきたんだよね。

頑張ったね。

もう大丈夫だから。

私はあなたを傷つけない。


「愛してるよ」

と自分から言ってしまった。


「俺も愛してる」

抱かれたい。

お願い。


そう思った。



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