JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
その日、部長に残業を頼まれて、嫌々資料作りを手伝っていた。
そこに、彼がやってきた。
「あれ?相沢、まだいたのか?」
と肩に手を乗せられた。
「珍しく残業なんです」
と淡々と答える私。
「終わったら、コーヒー付き合ってよ」
と耳元で囁くように言った。
体が一気に熱くなる。
だめだ。
また“キス”を期待しちゃってる。
私・・・・・・
今日こそ、聞かなきゃ。
ちゃんと。
ゆめちゃんとのこと。
私とどうしてキスをするのか・・・・・・そこも、ちゃんと聞かないと!!