JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「私達はキスだけの関係なんだよね」
「今はそれでいいじゃん。ゆっくり頑張ればいつか、振り向いてくれるって。菜々子はイイ女なんだから、大丈夫!!」
真佐の励ましの言葉に頷くこともできない。
私、イイ女じゃないもん。
「でも、そんなキス、私もしてみたいなぁ~」
「キス、だけなんだよね。絶対にそれ以上はしようとしない。変な男だよね」
エッチしたいわけじゃないけど、誘われたら絶対にしちゃう。
心の奥底ではそれを期待しちゃってる自分もいて・・・・・・
「そこが、倉坂壮志の魅力なんじゃないの?簡単にエッチしてくる男なんて面白くないもん。聞いてると、やっぱり倉坂壮志ってイイ男だと思うよ~」
「そう?冷たくしたり、優しくしたり、わけわかんないよ」
「でも、菜々子、綺麗になった。イイ恋してるんだよ。だから、もっと自信持って」
辛いこともあるけど、なんだかんだ言って。
幸せなんだ。
恋をしていない私は、ただ毎日働いているだけだった。
今は、ドキドキしたり、ハラハラしたり、泣いたり、笑ったり・・・・・・
とても充実していた。