犬との童話な毎日
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「…………何これ」
ぽつり、呟いたのはあたしの下駄箱の前。
登校して来る生徒達の挨拶を何とは無しにききながら、スニーカーを脱いだ時だ。
足元に蟻の行列。
それを目でぼんやりと辿ると、何故かあたしの下駄箱に続いている。
「…………何だこれ」
え、どういうこと。
あたしの下駄箱に砂糖でも入ってるの?
昨日、おやつに食べた板チョコパンでも踏んだかな。
同じクラスの鈴木君が、おはよ、と言い掛けてうわっ、と声を上げる。
それだけでも気まずいのに。
恐る恐る下駄箱の蓋を開けていると、背後からクラス一、可愛い園田さんがきゃあっ、と可愛い悲鳴。