犬との童話な毎日
そんなあたしを見て、なのか何なのか。
先生はさらり、ととんでもない発言。
「……お前らって、付き合ってんの?」
「えっ、は?」
いやいや、びっくりし過ぎて言葉も出ない、ってこういう事。
咄嗟に口から日本語が出て来ないことに慌ててしまう。
「い、いやいや無い無い!いやいや、そんなんじゃありませんから!」
ねっ!と振り返ったけれど。
失礼します、と準備室から出て行く黒曜の背中がそこにあっただけ。
あたしも慌てて先生にさよーならー、と言い捨てて後に続いたのだった。
ちなみに、沙月ちゃんの赤ちゃん。
小さくてふにゃふにゃしていて、存在そのものが可愛くて。
何だか怖くて抱っこ出来なかった、初めまして記念日でした。