犬との童話な毎日

石造りの塀も、結構長いし。
樹齢何百年だろう、って感じの大木も何本か植わっているし。
由緒正しいお宅なのかな。

感心しながらまた歩き出す。
角を曲がって、完全に産婦人科の真裏通りに出る。
そこから先は石造りの塀とコンクリートの道路に挟まれて、2メートル幅で砂地が続く。
太陽の当たりづらい方角だからか、苔生した地面。
大きな岩。

そして、色濃い枝垂れ桜。

ここの空間だけ、何だか神聖な空気を感じてしまうのは、やっぱりこの森にでも迷い込んだかのような風景のせいかな。

< 33 / 311 >

この作品をシェア

pagetop