人気女優がタイムスリップ!? ~芸能界⇒島原⇒新選組~

鬼の力

小学校の遠足で私達はバスに乗っていた。


「あきちゃん、遠足楽しみだね!!」


「うん!!紗代ちゃんはお菓子なに持ってきた?」


「えーっと、私は…。」


私と紗代ちゃんはバスに隣同士で座って、たわいない話をしていた。


私たちを乗せたバスは、あと10分ほどで目的地『山の上遊園地』にあと少しで着く距離にあった。


「みなさーん、もうすぐ目的地に着きますが、その前に急なカーブがあります。ちゃんとシートベルトをしてしっかりつかまっていてください。」


「はーい。」


みんなは、いっせいにに返事をして捕まった。
そのとき、



ガタンッ!!



その大きな音が、地獄へのはじまりだった。




その大きな音の正体は、前から来た車がぶつかりそうになって、左にハンドルを切ったことによって起きた事故。


それからは、あっという間だった。


私は、昔から運動能力が高かったのでその一瞬で
『紗代ちゃんを守らなきゃ!!』と小さいながら思った。


「きゃーっ!」

「うわーっー!!」


そんな悲鳴が聞こえる中、私は必死にその小さな体で紗代ちゃんを守っていた。



 ゴォーッ


 パチ パチ パチ



そんな音が聞こえる中、私は目を覚ました。
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