シンデレラガール
本当にあたし、何が言いたくて神崎さんの後を追ってきたんだっけ?

あ!挨拶だ!!

次の撮影も一緒かもしれないが、一応区切りとして、挨拶しようと思ったんだ。


「ありがと、、、」「利用されたくなかったら、お前が東条恭太より上に居れば良い」


え?

あたしの言葉を遮り、神崎瑛太が言う。


「この世界に居たら、有りもしないことを言われる。そんなの一々構ってたら、この世界では生きていけない」


、、、は、はぁ。


「もしお前がこれからも役者として、この世界に生き続けるなら、覚えて置け。自分より上の人間に、俺たちは利用される。そうなりたくなかったら、周りの人間にも、テレビの向こうの人間にも、自分の実力を認めさせるしかねぇんだよ」


、、、認めさせる。

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