シンデレラガール
「何?」

「あの、勘違いしないで下さい。確かに、こないだのあたしは、、、仕事を選んでました。だけど、、、この世界で生きていくために、役者として生き続けるために、、、守りに入ってただけです」


って、あたしは何を神崎さんに言いたいんだろう。


「あのさ、意味わかんねぇだけど」


そう言われても、仕方ないことを言っているのはあたしなんだけど、、、


「え、っと、その、、、」

「男と共演するのが、そんなに嫌なわけ?もしかして、好きな男の前で演技できないわけ?」


いや、そもそも東条恭太はあたしの男じゃない。


「あたし、東条恭太と付き合ってませんから。昔も今も、あたしただ、、、利用されたんです。アイツに」


って、何こんな自分の恥をさらしているのだろう。

< 99 / 125 >

この作品をシェア

pagetop