保健室の恋人。





───────…




あたしは保健室のベッド
に座り、一人涙を流していた。


先生は会議があるから一時間は戻らないと言ってた。




考えれば考える程、後悔は募るばかり。




別れを切り出したこと、じわじわと後悔してる。




「………和樹、」




加藤 和樹。
それが彼の名前。





「…か、ずき」






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