HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
俺は浅見と携番とメルアドを交換して別れた。



「ち、ちょっと…部長どこに行っていたんですか?」



俺の姿を見て優奈が走り込んで来た。




優奈は全速力で走って来たのか肩で息を整え、暫くは話をするコトが出来なかった。




「ビール飲んでるし…苦しい…吐きそう…」




「大丈夫か?」




優奈は頷きながら顔を上げた。



「それよりもお前…青い瞳の男と仲良く…」



「えっ?」



「あいつは確か…浅見の知り合いだったか…」



「吉良さんのコトですか?吉良さんはお爺様が入院していた病院に出入りしていたMRで・・・」


「それだけの関係か?」



「関係って別に…唯の友達ですよ」


「友達?」



「はい、男友達です…」



「優奈お前…男と女に友情が成立すると思ってるのか?甘いぞ!!男はいつも下心あるんだよ」


俺は本当の男の怖さを知らない優奈を諭した。


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