HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「優奈ちゃん、一つ訊いていい?」
「はい、何ですか?」
「柾史って誰?」
「え、あ…それは…」
「何度も寝言でその名前呟いていたよ。彼氏?」
「元カレですよ…」
「橋本の後に彼氏出来たんだ…優奈ちゃんって切れ目ないね…」
「吉良さんこそ…モテるでしょ?」
「…モテるけど…それだけだ」
吉良さんはお腹いっぱいになった仔猫を優しく抱っこした。
「あまり人はスキじゃない。人って…平気で裏切るだろ?」
「人に裏切られたコトあるんですか?」
「沢山あるよ。信用できる人間も居るけど…少ない。友達が少ない分を猫で補っているのかな?猫と居ると心が和む…安心するんだ。猫と遊んでると一番楽しい。俺は変なヤツだ。彼女が死んで9年…寄ってくる女は多いけど、俺と居ても楽しくないのか皆…去ってしまう」
「はい、何ですか?」
「柾史って誰?」
「え、あ…それは…」
「何度も寝言でその名前呟いていたよ。彼氏?」
「元カレですよ…」
「橋本の後に彼氏出来たんだ…優奈ちゃんって切れ目ないね…」
「吉良さんこそ…モテるでしょ?」
「…モテるけど…それだけだ」
吉良さんはお腹いっぱいになった仔猫を優しく抱っこした。
「あまり人はスキじゃない。人って…平気で裏切るだろ?」
「人に裏切られたコトあるんですか?」
「沢山あるよ。信用できる人間も居るけど…少ない。友達が少ない分を猫で補っているのかな?猫と居ると心が和む…安心するんだ。猫と遊んでると一番楽しい。俺は変なヤツだ。彼女が死んで9年…寄ってくる女は多いけど、俺と居ても楽しくないのか皆…去ってしまう」