HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
二人でエレベーターに乗り込んで支配人室を目指した。
「お前を怒るのは何も、お前が嫌いだからじゃないし、憎いワケでもない。俺は上司としてお前に早く一人前になって欲しいからだ」
「わかっています…私は本当に半人前です」
だから、私には会社を収めるだけの力がない。
お爺様は余命半年。
このまま、役に立たなければ、叔父さんは私のコトを…
「そう、自分を追い詰めるな…」
「私に力があれば、柾史だって…私のコトを…」
「お前には吉良が居るだろ?」
「そうですけど…」
「俺にも亜矢子が居る…」
「お前を怒るのは何も、お前が嫌いだからじゃないし、憎いワケでもない。俺は上司としてお前に早く一人前になって欲しいからだ」
「わかっています…私は本当に半人前です」
だから、私には会社を収めるだけの力がない。
お爺様は余命半年。
このまま、役に立たなければ、叔父さんは私のコトを…
「そう、自分を追い詰めるな…」
「私に力があれば、柾史だって…私のコトを…」
「お前には吉良が居るだろ?」
「そうですけど…」
「俺にも亜矢子が居る…」